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- 2023.03.31 Friday
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皆様 谷中村残留民家屋破壊の初日が111年前の昨日でしたが、奇しくも昨日は観測史上もっとも早い関東の梅雨明けとなりました。111年前の昨日の天気がどのようであったのかは、『余録』にも『滅亡史』にも書いてありません。しかし夜には雨が降ったとあります。まだ梅雨だったので、晴れていなかったことだけは確かでしょう。
さて、出発に先立って、愛犬ジャレッドに胴輪を付けなければならず、てこずりました。実は一昨日ジャレッドが乾いた咳をするようになり、昨日中島動物病院で診てもらったところ、気管支炎なので、引っ張る癖のあるジャレッドには胴輪がいいとのことで、昨夜刈ってきたものです。5分もかけてやっとつけ、車に乗せて、出発しました。うっかりと鳥の声を聞くのを忘れました。出発は5時30分、気温は26度でした。
昨日と同じ場所に5時44分に着きました。ジャレッドを降ろし散歩を始めました。南西を見ると今朝は秩父連山と富士山が見えました。霞んでいるので、見えづらいのですが写真を添付します。
鳥はオオヨシキリとウグイスが囀り、セッカが鳴いていました。古河方面は青空でした。写真をご覧ください。
少し歩くと、コヨシキリとホオジロが囀り出しました。ここでジャレッドの新調の胴輪の写真を撮りました。
さて、今朝ここに来た目的は昨日見つけたスゲの群生地らしい場所にどうしても行きたかったからです。それで合羽を着て、ゴム長を履き用意をして来ました。そして狙いをつけ、囲繞堤を下り、ヨシ原に分け入りました。
ヨシ原は考えていた以上に密集し、ジャレッドのリードが絡みついて、前進が困難でした。植物は、ハンゲショウ、ゴマノハグサ、スゲなどの他に、蔓草のカナムグラとイシミカワがあって、手が引っ掻かれ、痛いことこの上ありません。20分進んでも目的地に着きません。方向を間違えたかと、前進を諦めました。体力的にも限界でした。ヨシは3メートルくらいあり、青ヨシは太くて、密集していました。写真をご覧ください。
帰り道も苦労しました。そこで、ヨシにからみつくマメダオシを見つけたので写真に撮りました。家で調べると、マメダオシは絶滅危惧IAでした。貴重なんですね。
やっとヨシ原を脱出し、囲繞堤から見ると、あと5メートルで退却したことが分かりました。方向は間違っていなかったのですね。次回はジャレッドをどこかにおいて、単身で入りたいと思います。鎌も必要でしょうね。
車に戻り、ジャレッドも私も汗でビショビショ(ジャレッドは長い舌を出してだらだら口から汗を流していました)、少し休んで、6時48分に帰路に就きました。 高際澄雄
皆様 田中正造研究の大家、赤上剛先生から昨日コメントがあった通り、今日は谷中村残留民の家屋破壊が行われた第1日目の111周年記念日にあたります。強制破壊は、恵下野堤防上の、佐山梅吉家、小川長三郎家、川島伊勢五郎家の3軒が破壊されました。本来、強制代執行であれば、家を丁寧に解体しなければならないはずですが、乱暴に引き倒しました。大工だった小川長三郎さんは激しく抗議しています。解体された材木は、恵下野の雷電神社に積み置かれました。
さて、愛犬ジャレッドを乗せ、5時19分に出発しました。空は半分晴れていて、スズメとムクドリが鳴いていました。気温は25度でした。
すでに朝日はギラギラと輝いていて、クワ並木を走っていると、ほぼ正面に朝日が眩しく運転は難しいほどでした。
池内水路のゲートから、両側の草が刈られ、見通しが良くなりました。運転者にはありがたいことです。
野渡橋に行く道から囲繞堤に上り、5時33分、駐車しました。気温は25度でした。ワンちゃんを降ろし、散歩を始めました。オオヨシキリとウグイスが囀り、セッカが鳴いていました。南方向に青空を撮った写真を添付します。
少し歩くと、河川敷からコヨシキリ、堤防上にはヒバリの囀りが聞こえてきました。昨日のニュースで渡良瀬川のダムの貯水率は50パーセントになったので、10パーセントの取水制限を行うと言っていましたが、道理で、谷中湖から放流が行われているわけです。遠くから見るとまだ満々と水を湛えています。東橋を撮った写真を添付します。
セッカがヒ、ヒ、ヒ、チュチュン、チュチュン、チュチュンと近くの草に止まりました。見ていると、なんと止まったまま鳴き出しました。鳴くのは、上がっていくときの、ヒ、ヒ、ヒです。チュチュンではないんですね。写真をご覧ください。
サイレン搭に来ると、旧恵下野の堤防が見えてきました。この旧堤は途中で切れていますが、この延長上に佐山さんたちの家があったはずです。もう一度、111年前の政府の圧政を思い起こしましょう。
下流越流堤の立ち入り禁止区域に来ました。東の野木煉瓦場と旧恵下野堤防の排水機場跡部分の写真を撮りました。
そして道を引き返しました。北を見ると、男体山、女峰山、大真子、小真子がうっすらと見えました。雲の上にあるので、高く見えます。写真をご覧ください。少し歩くと、ヨシ原の中にスゲの群落のようなものが見えました。調べたいものです。
車に戻り、ジャレッドを乗せ、6時14分、帰路に就きました。 高際澄雄
皆様 今朝は愛犬ジャレッドを車に乗せ、4時47分に出発しました。雲が厚く、南でヒバリが囀り、近くでスズメとムクドリが鳴いていました。気温は27度でした。
中央エントランス近くに来ると、東にわずかですが朝焼けが見えました。それで中央エントランスから周囲堤に上り、中の島方向に写真を撮りました。添付します。
ここから駐車場を抜け、谷田川橋まで行き、5時2分に駐車場に着きました。気温は26度でした。ジャレッドを降ろし、散歩を始めました。鳥は、ウグイス、ホオジロ、オオヨシキリが囀っており、スズメとキジ、コジュケイが鳴いていました。谷田川橋から上流方向に写真を撮りました。ご覧ください。
今朝は谷中湖からの放流がどんな方法で行われているのかを調べることでした。幸い現在水門の改修中で、詳しい工事方法が展示されていました。これによると、西の水門は南がA水門、北がB水門と呼ばれ、東の水門は南がC水門、北がD水門と呼ばれています。そしてゲートはそれぞれの水門上にある操作室で上げ下げされているとのことです。それでA水門に行ってみると、このまえ驚いたゲートの下がっているのは、全部下がっているわけではなく、1メートルくらい空いており、その下を水が激しく流れていました。写真を添付します。
南には3羽のカワウがいました。一羽が翼を広げていました。カワウのこうした行動は時々見られます。写真をご覧ください。
それに、貯水池機場は作動しておらず、B水門が開いているので、水位の差から水が流れ出していることも分かりました。B水門の開いている様子も写真に撮りました。
北ブロックではバシャバシャと大きな魚が跳ねています。ソウギョかもしれません。南ブロックはかなり減水しています。護岸ブロックの白いところが減った分です。写真をご覧ください。そして魚が作る大きな水紋がいくつもできていました。跳ねるのを写真に撮るのは難しいので、水紋の写真を添付します。
帰ろうとすると、芳香が漂ってきました。見ると白い花が咲いています。帰って調べるとモッコクでした。ミツバチがブンブンと飛んでいました。
谷田川橋を渡り、車に戻って、ジャレッドを乗せ、5時24分、帰路に就きました。 高際澄雄
皆様 わが愛犬ジャレッドが昨朝ヨシ原に30分入り込んで出てこなかったことを報告しましたが、帰ってから2時間すると目の周りが黒くなり、目が涙目となって目やにが出てきました。驚いて、夕方中島動物病院で診てもらうと、目が充血していて結膜炎とのこと。幸い目に傷がないので、この薬で大丈夫と目薬をもらいました。目の周りの黒い隈はどこかにぶつけたのでしょう、と案外簡単なお話。安心して、いやがるジャレッドに昨夕と今朝目薬を差しました。かなりもとに戻りつつあります。やれやれ。
今朝はジャレッドを車に乗せ、5時36分に出発しました。南でヒバリが鳴き、近くでスズメとムクドリが鳴いていました。気温は24度でした。
北エントランスに上ると、久しぶりに筑波連山が見えました。写真を撮りました(実は、カメラにSDカードが入っておらず、掲載の写真は後で取り直したものです。全部同じ。時間は撮った時間なので、歩いた時間と違っています。最初見た筑波連山には雲はでていませんでした。後で筑波山が傘雲を被ったのです。)
大沼入り口に5時45分に着きました。気温は24度でした。ジャレッドを降ろし、散歩を始めました。オオセッカ、コヨシキリ、ウグイス、ホオジロが囀っていました。地鳴きのオオヨシキリも聞こえました。
いつもヨシ焼きのストレスにさらされているネムノキに花が咲いていました。もう咲いてかなり経つようです。写真をご覧ください。写真を撮っている間、ポプラ並木の方向でホトトギスが鳴いていました。
一本榎道入り口の反対側のカワヤナギでシジュウカラが鳴いていました。ヨシゴイが飛ばないか、見ながら歩いたのですが、ついに見られず、一本榎まで歩いてしまいました。横堤の長谷川家の写真を撮り戻りました。
途中気を付けてみると、ありました。トゲソバの花。ママコノシリヌグイという名前には抵抗がるので、以後、別名のトゲソバを使うことにします。花自体はとてもきれいです。茎が昨朝腕を切ったイシミカワに劣らず、痛い棘を持っています。
群馬ナンバーで草地を見ている男の人がいました。鳥をよくご存じの方です。「ヨシゴイは飛びますか。」と聞きました。すると「さっき飛んだよ。」とのこと。残念です。
横断道路沿いに戻り、歩いていると何かの蕾がありました。よく見ると、ノカンゾウかヤブカンゾウの蕾です。前にも書きましたが、昔は周囲堤にもノカンゾウもヤブカンゾウもありましたが、土手の草を刈るようになって消滅しました。ここに蕾が出たことは私にはすごいことです。写真を添付します。その近くにあるクララには実が生っていました。こんな実なのですね。
今朝は田名網さんに倣って、ゴミ拾いをして歩きました。ほとんどがセブンイレブンの袋であったり、食べ物の容器であったりします。不思議なのはティッシュ―が捨てられていることです。これはトイレットべーパーと違って水に溶けないので、長く残ってしまいます。
車に戻り、ジャレッドを乗せ、6時24分、帰路に就きました。 高際澄雄
皆様 今朝は愛犬ジャレッドを乗せ、5時17分に出発しました。南に黒い雲があり、スズメ、シジュウカラ、ハシブトガラスの鳴き声が聞こえましたが、鳴かない時間が長いように感じました。気温は23度でした。
北エントランスゲートから周囲堤に上がると、今朝は霧が全く出ていませんdした。電光掲示板は今日も谷中湖から放流中、でした。
第2ゲート反対側に5時24分に着きました。気温は21度でした。ジャレッドを降ろして散歩を始めました。東の草地ではオオセッカとオオヨシキリが囀り、北でカッコウとホトトギスが鳴いていました。第2ゲート近くのハンノキでウグイスが囀っていました。北の草地は草の凹んだところがあり、水路かもしれません。写真を添付します。第3ゲートの南の歩道は草がはびこっていました。
東屋に着くと、屋根でホオジロが囀っていました。こんなところでも囀るんですね。写真を添付します。東屋は草で囲まれていました。
木橋に行く道はさらに大きな草で覆われていました。写真の通りです。しかし木橋に出ると視界が開け、水が音を立てて流れていました。東に向かって撮った写真を添付します。マコモ群落が見事でした。
ここから谷中湖岸にでるにも草をかき分けてでなければなりませんでした。北ブロックからは放流の効果は分かりません。膨大な水が貯められているので、2日の放流では減った感じがしないのは明らかです。
北でジージーとオオヨシキリの地鳴きが聞こえました。みると木にとまった成鳥が鳴いています。このごろ地鳴が増えたのは、繁殖行動を止めた証拠なのでしょう。写真をご覧ください。
谷中湖の方でヒーヒーという鳴き声が聞こえました。見るとコアジサシが2羽飛んでいました。やっと1羽の写真を撮りました。添付します。昨日はピーピーという鳴き声のアジサシでしたので、別種なのでしょう。
北水門の西のゲートは上がり、東のゲートは下がっていました。これは池内水路を止め、ヨシ原浄化地の水路の水を谷中湖に流し込んでいることになります。水質を高め、放流しているということでしょう。
ヨシ原浄化地の道に戻りました。ここではヒルガオの赤さが目を引きました。写真をご覧ください。
さらに歩いて行くと、ブロックのあるところで、カイツブリのピュロロロロロという鳴き声が聞こえました。2羽いるようです。ブロックに上ると、ジャレッドが反対側のヨシ原に飛び込みました。キジが2羽飛び立ちました。私はカイツブリの写真が撮りたくて、苦労して1羽を撮りました。そしてブロックから下りましたが、ジャレッドがなかなか戻りません。25分待ちました。ついに待ちきれず、ヨシ原に入りました。すると犬の気配がしました。それで出ると、田名網さんとくろちゃんがいました。田名網さんは走りながら空き缶を拾っておられました。確かに最近ゴミがおおくなっています。田名網さんとくろちゃんは南に走っていきました。6時20分、ほぼ30分後にジャレッドがヨシ原から出て起案した。どんな冒険をしたのでしょうか。考えていたより、汚れていなかったので、泥の中を歩いたのではないようです。リードを繋いで歩きました。
第3ゲートから横断道路に出ました。カッコウが鳴きながら飛んでいました。写真をごらんください。ところがまたもやジャレッドがヨシ原に飛び込みました。やはりキジでした。ところが、なかなか出てきません。あるいはと思い、水路があるのを承知でヨシ原に入りました。すると、ジャレッドはリードがヨシに絡まり動けなくなっていました。リードを摑み、ヨシ原から戻ろうとしましたが、イシミカワがあり、半そでの腕が棘にひっかかり、痛い思いをしました。
車にやっとの思いで戻り、冒険をしたジャレッドを乗せ、6時17分、帰路に就きました。高際澄雄
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