合同慰霊碑から板倉川排水樋管まで歩き、歴史の逆説の出発点を探る(7月8日)

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    皆様 今朝は愛犬ジャレッドを車に乗せ、4時32分に出発しました。気温は24度でした。4時過ぎに東が赤くなってきたので、東の雲が切れているのかと思いましたが、実際は厚い雲が出ていました。

     

    合同慰霊碑前に4時38分に着きました。気温は23度でした。ジャレッドを降ろし、周囲堤に上りました。オオヨシキリとコヨシキリが草地で囀り、合同慰霊碑でキジバトが、西でハシボソガラスが鳴いていました。

     


    北東にわずかに雲の切れ目があり、朝焼けがわずかに出ていたので、写真を撮りました。

     

    今朝は、午後に田中正造記念館で話をすることになっていて、「歴史の逆転」の出発点を確認したいと思ったのです。「歴史の逆転」とは、廃村になった谷中村に自然が戻り、他の地域から自然が消えていき、谷中村跡にこそ未来の可能性が宿るようになったことを指しています。私の想像では、谷中村が存続したら、藤岡町と同じように、人口減少、自然の減少が起こり、赤渋沼が埋め立てられて、工業団地になっていたのではないか、と思います。日本中でこのようなことが起こっているので、谷中村とて例外ではなかったでしょう。ところが谷中村の廃村という政府の横暴の後、かえって今渡良瀬遊水地は自然豊かな土地となり、私たちに政治、社会、自然について多くのことを教えてくれている、これは逆説でなくてなんでしょうか。

     

    さて、田中正造翁の指摘の通り、渡良瀬遊水地が却って災いを招いたことの大きな証拠は、カスリーン台風です。この決壊口跡の碑の碑文に、これまで治水に力を注がなかった結果が、被害を招いたので、これからは戦後の苦しい時代だが、がんばるので関係者に協力をお願いしたい旨を訴えているのです。その石碑の表と裏の写真と、また洪水が押し寄せてきた旧渡良瀬川筋の写真を撮りました。




    その少し前、鳥が飛びました。久しぶりにノスリかと思いましたが、家で調べると、カッコウでした。


    海老瀬排出樋管を覗くと、水が勢いよく流れていました。目を上げると、南からワンちゃんを連れた人が歩いてきます。衝突を避けるために周囲堤を下りました。すると、松安寺が近いことが分かりました。それで江戸時代に隠れキリシタンにマリア様として拝まれていた如意輪観音をもう一度見たく、行きましたが、残念ながら厨子は閉じていました。観音堂の写真を添付します。


    ここから板倉川排水樋管に行き、道を戻りました。ポプラ並木ではホトトギスが鳴いていました。5時35分、田名網さんがくろちゃんと周囲堤から遊水地に駆けていきました。

     

    車に戻り、ジャレッドを乗せ、5時42分、帰路に就きました。  高際澄雄

     

     


    コメント
    「歴史の逆転」ウーム、そうでもあり、どう考えるか・・・ワンワン!少数の谷中残留民と正造の闘いががあり、そしてそれを受け継ぐ運動があったから、遊水地の現状となった。買収時に全員すんなり移住していたら、ぼこぼこ池が掘られ、ハイエナ政治家、商人の餌食開発となったでしょう。近代文明の地球規模の環境破壊は、「闘いなしでは守れない」これを根底に考えたいです。
    • 赤上
    • 2018/07/08 11:45 AM
    赤上先生 その通り!ジャレッドも大賛成だと吠えてきます。 迷鳥
    • 高際澄雄
    • 2018/07/09 7:35 AM
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