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- 2023.03.31 Friday
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皆様 昨日、田中正造記念館のまやびや講座で、「谷中村遺跡とラムサール条約との関係を探る」と題して、話させていただきました。そこで、「歴史の逆説により、谷中村廃村が自然の豊かさの一部を残すことになった」と言ったところ、ご批判をいただきました。もちろん、そこには谷中村縁故者や市民の努力があったことは、重々承知しています。事実、渡良瀬遊水地のラムサール条約登録に関し、地元から市議会に反対署名が提出されたので、2011年、大塚明さんと岩瀬哲夫さんと私で、内海議員、大島議員の知恵を借りながら、市議会議員を説得に回って歩き、総務常任委員会で4対4の賛否同数となりましたが、議長の裁定で賛成となり、なんとか市議会を突破できたという体験をしています。この時の切迫感は忘れることができません。こうしたことを踏まえたうえで、やはり歴史の逆説だと思っています。それは、谷中村村民の悲惨な体験を却って尊重することになるのではないか、と考えているからです。
閑話休題。今朝は愛犬ジャレッドを車に乗せ4時38分に出発しました。気温は24度でした。
玄関に出た時、久しぶりに東に月を見ましたが、細くなっていて、月齢を調べると25日でした。空はほとんど雲が無く、そろそろ朝日が昇りそうでした。庭にオニユリが最初の花を咲かせていました。
田んぼに出ると、朝日が出ていましたが、東には雲がありました。北エントランスから周囲堤に上り、東を見ると、雲海状の霧が出ていたので、写真を撮りました。今朝は電光掲示板に何の表示もありませんでしたので、放流も取水もしていないのでしょう。
一本榎道に入ってみました。西にも東にも霧が出ていました。気温は22度、オオセッカとコヨシキリの囀りが聞こ
えてきました。
ここから東谷中橋まで行きまました。着いたのが4時56分、東の雲は増えたようでした。写真をご覧ください。東谷中橋から池内水路を見ると、水は増水していました。写真を添付します。ウグイスとオオヨシキリの声が聞こえてきました。地鳴きと幼鳥の声も聞こえました。
谷中湖の南ブロック、谷中ブロック、それぞれ水がある程度増えているようでしたが、それほど増水したわけでもありません。2枚の写真をご覧ください。
ここから道に上がり、今日の最大の興味であったカジノキの実を調べましたが、まだ熟さず、青いままでした。残念。
東にあるナワシロイチゴはすでに実を落としていました。北を見ると、男体山が見えてきたので写真に撮りました。
北には間明田家と竹沢家の屋敷林が見えてきました。5時12分、ホオジロが囀り始めました。南の茂みを見ると、ヌルデに花芽が出ていました。どんな花がさくのでしょうか。5時15分、おしゃべりなガビチョウの鳴き声が聞こえてきました。
北の茂み(カジノキ)の葉にカミキリムシがいました。今、中国から入ってきたクビアカツヤカミキリが桃や梨の木を食い荒らしていると報道されていましたが、それではありません。しかし、家で帰って調べると、カミキリムシは日本だけで600種いるようで、なかなか名前が分かりませんでした。やっと、クワカミキリだと分かりました。
共同墓地に入りました。青面金剛像の近くまで草が伸びていました。早いものです。草刈りをしてまだ1か月経っていません。
角塔婆を拝みました。無縫塔の近くに保護したノジトラノオの花が元気に咲いていました。写真をご覧ください。鐘を鳴らし、連絡ノートに記入して戻りました。見ると野菊が咲いていました。帰って調べるとホソバノギクで、絶滅危惧II類でした。
谷中ブロック北の道に出て少し歩くと、大きな魚の骨が落ちていました。ジャレッドはさっそく座り込んで、ガリガリかじり出し、全部食べてしまいました。5時52分、近くのクワの木から3羽のオナガが、姿は見えませんでしたが、鳴いていました。5時57分、ヨシ原からコヨシキリの囀りが聞こえてきました。
車に戻り、ジャレッドを乗せ、6時2分、帰路に就きました。 高際澄雄
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